青年団『日本文学盛衰史』の稽古場より②

すみません長らく時間が空いてしまいました。日本文学盛衰史の記事、第二弾です。

今回は城崎国際アートセンターに見学に行った際の感想や実際に吉祥寺での上演を拝見しての記事を書きたいと思います。

城崎、めちゃくちゃ素敵な環境でした。城崎国際アートセンターは、私は一泊二日の滞在でしたが、館内がとても綺麗で、なんとホールでは吉祥寺シアター用のセットがまるっと入ってしまうし(今回、なんと裏通りも再現して検証されてました。)、ちょっと歩けば城崎温泉で温泉を満喫できますし、滞在制作の環境としてめちゃくちゃ魅力的でした。

無隣館生で音響として参加していた櫻内さんと、演出助手で参加していた高野さんにも会えました。

(音響卓にて。高野さんが覗き込んでいます。兄弟みたい!)

(自転車で温泉に向かう無隣館生で音響の櫻内さんと、演出助手の高野さん! 羨ましかった! しかもサクッと帰ってきたので、温泉が隣にある日常凄い! と思いました。)

私は高速バスで行ったんですが、なんと東京駅から城崎温泉の直通バスが出てるんですね! 凄く快適に向かう事が出来ました。

そして今回の滞在、急な坂食堂の森さんに入っていただいてお料理を作っていただいていました。それが、青年団の皆様としても、心身ともに、大きな支えになっていたようです。

(ご飯! 美味しかったです。ありがとうございました! ご馳走さまでした!)

ちなみにお料理を作ってくださった森さん御本人による、滞在に関してのブログはこちらになります。

急な坂食堂の記録

ありがたいことに木村も何度か食事をご一緒させていただきまして、感激の美味しさでした。美味しくて栄養あるって本当に凄いことです……。急な坂食堂、行きます!! あ、急な坂食堂の詳細はこちらからご覧いただけます。

急な坂食堂の記録

そしてそして、私木村は、滞在制作の最後の二日間公開リハーサルとその前日を見学させていただきました。

(客席!と、演出卓!)

なので1番最初に城崎でお客さんの目に触れたタイミングに私も拝見したことになるわけですが、城崎、お客さんめちゃくちゃ暖かかったです。城崎アートセンター滞在のアーティストは「アートさん」って呼ばれてるらしいんですけど、生活のこんな隣に、色んなアーティストが代わる代わる生活している環境って! 私の暮らす東京こそお隣にアーティストが沢山いるわけですけど、制限されているのが逆に良いのでしょうか? なんとなく、城崎は圧倒的に境界が薄いような、良い意味で特別感が無いというか、生活の一部というか、そんな気がしたんです。

また、大阪から来ていた知人にも偶然お会いできたのですが、休みを利用して、城崎温泉観光を堪能し、公開リハーサルも堪能されたんだとか。そんな楽しみ方も! 滞在制作も素敵だけどそういう滞在の仕方も、素敵ですね……。滞在以来、城崎が気になって仕方ありません。

さて、『日本文学盛衰史』に話を戻します。

吉祥寺での公演時にも話題になった、あの演出やあの演出も!すでに城崎での上演時から仕組まれていたのであります。初のザワつきは最高でした。終演後のトークでネタバレなんかもありました。めっちゃ豪華……。

(舞台美術のネタバレもありました。この畳のセット、実は○○○○を模してるんだそうです)

しかも、さらに吉祥寺での公演が始まってから、さらにさらに台詞も演出も追加されてまいりましたので、城崎でも何人か、「城崎での公開リハーサルと吉祥寺での本番を両方ご覧になる」という方とお話をさせていただいたんですが、皆さん吉祥寺を見ていたいどんな感想を抱かれたのか……。今度お会いすることがあったら感想を聞いてみたいと思います。

そして、滞在前、滞在中、滞在後の今も、青年団の皆様には本当に本当に良くしていただきました。感謝でいっぱいです。右も左もになっている私に皆様優しくしてくださって……。本当にありがとうございました。

さて、続いて吉祥寺シアターでの本番について……。

先日私こんなツイートを致しましたが、青年団、のイメージをオリザさん自ら壊しに行くのみならず、こんな精力的にガンガンロングランで演出変えて行くなんて、わ、凄い、攻めてる、やられた! って感じです。そういえば、先日の『革命日記』での攻めた演出は、実はこの『日本文学盛衰史』への布石だったのではないか? なんて話を一緒に公演を観た無隣館メンバーとしたりしました。(どうなんでしょう?)

このツイート以降そんな演出変わってるならもう一度見ようかなあ? って声も私の周りから聞こえてるんですが、あと本当に少しなので、しかも残るは当日券! みたいな状況なので、なんてお勧めしたら良いのやらですが、自分としては是非、ご覧いただきたいです。

あ、ご覧頂きたいと言えば忘れないうちにこちら、


(ポーズいただきました! ありがとうございます!!)
女中さん役の衣装がめちゃくちゃ可愛いのです。座組でも、あの割烹着欲しい!と話題になっておりました。女中三人衆はどのシーンでも可愛らしくて、ほんわり和みます。出てくるとニヤニヤしてしまいます。他の皆様も、衣装の正金さんの手により、お一人お一人に魅力的な衣装が用意されております。人によってはかっこよく、人によっては可愛く、また美しく。人によっては実際の人物にそっくりだったりするのも興味深いです。

前回も書きましたが本当に衣装が隅から隅まで素敵なので是非、そこにも注目して頂けたら……! 衣装チェンジも沢山あります。個人的には藤松祥子さんの衣装が場毎に変わるのがとても好きです。彼女が演じている役について調べて、なるほどー! ってなりました。あと衣装替えといえば、劇構造的なところからも、志賀廣太郎さんと能島瑞穂さんの衣装も興味深いです。それから、……いや、語りだしたら止まらないのですがホント、衣装が何度見ても感動が尽きないので重ねてになりますがぜひ、ご覧頂きたいです。

あ、これから当日券狙いの方、当日券情報は毎日青年団公式Twitterに掲載されてますので、是非ご覧ください。

『日本文学盛衰史』の感想をご覧になりたい方はこちらからどうぞ!

青年団『日本文学盛衰史』の感想まとめです。ネタバレあります。2018年6月7日(木)〜7月9日(月)@吉祥寺シアター

あと、残り僅かですが公演情報は以下の通りです。

*公演情報*

青年団第79回公演
『日本文学盛衰史』
原作:高橋源一郎 作・演出:平田オリザ
2018年6月7日(木)〜 7月9日(月)
会場:吉祥寺シアター

《出演》

山内健司 松田弘子 志賀廣太郎 永井秀樹 小林 智 兵藤公美

島田曜蔵  能島瑞穂 大塚 洋 鈴木智香子 田原礼子 大竹 直

村井まどか 山本雅幸 河村竜也 長野 海 堀 夏子 村田牧子

木引優子 小瀧万梨子 富田真喜 緑川史絵 佐藤 滋 藤松祥子

《公演日程》
2018年6月7日(木)〜7月9日(月)

6月
07日(木)19:30★
08日(金)19:30★
09日(土)14:00★
10日(日)14:00★

11日(月)休演日
12日(火)19:30
13日(水)14:00
14日(木)19:30
15日(金)19:30
16日(土)14:00
17日(日)18:00

18日(月)19:30
19日(火)14:00
20日(水)休演日
21日(木)19:30
22日(金)19:30★
23日(土)14:00/18:00
24日(日)14:00

25日(月)19:30
26日(火)休演日
27日(水)19:30
28日(木)19:30
29日(金)14:00
30日(土)11:00/15:00

7月
01日(日)14:00/18:00※追加公演

02日(月)19:30
03日(火)19:30
04日(水)休演日
05日(木)14:00
06日(金)19:30
07日(土)14:00/18:00※追加公演
08日(日)14:00/18:00
09日(月)14:00
*受付開始=開演の60分前、開場=開演の20分前。
*★の回終演後、平田オリザによるポストパフォーマンストークを開催。
6月10日(日)14:00の回はゲストに原作者の高橋源一郎氏をお迎えいたします。

《料金》
【前半割日程:6月7日(木)〜6月17日(日)】
■前売
一般:3,500円
ユース・シニア:2,500円
高校生以下:1,500円

■予約 (当日精算)
一般:4,000円
ユース・シニア:3,000円
高校生以下:2,000円

【通常料金日程:6月18日(月)〜7月9日(月)】
■前売
一般:4,000円
ユース・シニア:3,000円
高校生以下:2,000円

■予約(当日精算)
一般:4,500円
ユース・シニア:3,500円
高校生以下:2,500円

*日時指定・全席自由席・整理番号付き
*ユース(26歳以下)・シニア(65歳以上)、高校生以下の方は当日受付にて年齢・学籍を確認できる証明書をご提示ください。
*未就学児童はご入場頂けません。

《会場》
吉祥寺シアター
武蔵野市吉祥寺本町1-33-22
tel.0422-22-0911

JR中央線・京王井の頭線 吉祥寺駅北口より徒歩5分
http://www.musashino-culture.or.jp/k_theatre/

公演の詳細は、青年団Webサイトをご覧ください。
http://www.seinendan.org/play/2018/01/6542