『東京ノート・インターナショナルバージョン』の稽古見学に城崎に行ってきました!

こんにちは!ご無沙汰しております!木村恵美子です!
青年団演出部に入団することとなりまして、こちらの『無隣館の窓』も継続出来ることになりました!
(名称変更とか色々課題はあるのですが、こっそり進めて参ります……)

そして早速、間もなく開幕する「第0回豊岡演劇祭」でお披露目される、『東京ノート・インターナショナルバージョン』の稽古見学に、上演開場でもある城崎アートセンターまで行ってまいりました!
東京から深夜バスで12時間(城崎温泉駅までの直通バスがあります!便利!)。そして駅からアイスや温泉まんじゅうを食べつつ、温泉に入りつつ歩いて……。
1年ぶりに来ました城崎アートセンター!(以降KIAC表記)

皆さんに歓迎していただきました。ありがとうございます……!

さて、今回の『東京ノート・インターナショナルバージョン』ですが、公式サイトではこんな風に書かれております。

■作品紹介
1995年、岸田國士戯曲賞受賞作品。これまでに13ヶ国語に翻訳された『東京ノート』は、近未来の美術館を舞台に、現代社会を生きる家族や人間関係の緩やかな崩壊を描き、国内外で高い評価を得てきました。2016年度からは毎年、台湾・タイ・フィリピンで、『台北ノート』『バンコクノート』『マニラノート』と現地での翻案上演を行い、今回はその集大成として、3カ国の俳優に加えて、日本・韓国・アメリカ・ウズベキスタンの俳優も参加するインターナショナルバージョンを制作します。国際都市として変貌し、その変貌ゆえに苦悩も抱える近未来の東京を立体的に描きます。

また、チラシにはこのようにも書かれています。

平田オリザの代表作『東京ノート』シリーズの集大成。舞台上に7ヶ国語が飛び交い、多言語同時多発演劇の最終形を目指す。

はい。そう。
7ヶ国語ですよ……。

こんなの中々お目にかかれないのです。(私も一応多言語現場に居たことはありますが、その時は3ヶ国語でした)しかも、『東京ノート』ですから同時多発のオンパレードです。7ヶ国語で……。その稽古……。是非見学したい……。というのが今回の目的でした。

凄かったです。

まず、全部同時通訳でした。オリザさんのダメ出しも、舞台監督や美術家による舞台美術についての情報共有も、皆さんの会議での発言も、即座に英語通訳が入り、さらにメンバーによっては各言語に通訳され、の繰り返しでした。時々オリザさんが英語やその他言語で指示を入れる場面も。凄まじい情報量でした。

そして上演の方も、今回運よく字幕込みの通し稽古を拝見することが出来たんですけれども、字幕は入っているんですが正直、私は全部は追い付けませんでした。日本語聞きながら他のやり取りを字幕で確認しつつって結構ハード……。そのくらいシーンによっては容赦ない同時多発です。演劇ってやろうと思えばこんなことも出来ちゃうんですよ。凄いです。

肌感覚としては、最近外国人観光客が増えた銀座や新宿の空気にも少し似ているな、と思いました。

あと今回面白いな、と思ったのは(ほかのバージョンの上演をほとんど見たことがないのもあると思うのですが)、バイリンガルの登場人物たちの存在であったと思います。

英語を喋る日本人、日本語を話せるアメリカ人、あとは日本で働いていたり、今は日本人だったり、〇〇人だから〇〇語を話す、という縛りがあまりない。たぶん元から話せた人もいるし、今回の出演が決まって練習した方もいるのだろうなと思います。(上の写真は佐藤滋さんの手元にあったタイ語のテキストです。)

で、そんな、ちょっとびっくりしてしまうような作品なんですが、私個人的には、地元出演者の井垣ゆうさんの役どころがぐっと作品を身近にしてくれているような気がしております。

井垣さんの出演に関しては神戸新聞さんのこちらの記事が分かりやすいかと思います。

 兵庫県豊岡市内で6~8日に開催される「第0回豊岡演劇祭」のメインプログラムの一つ、劇作家平田オリザさんが主宰する「青年団」の世界初演となる作品「東京ノート・イ

井垣さんはKIACのすぐ近くにある城崎中学校の1年生なのですが、上の写真や記事にもあるように、なんと、学校の制服で舞台に立ちます! なかなか無い経験だと思います。

そして、前述のとおり、私はこの役が凄く好きで、おそらく他の地域での上演ではこの役は無くなってしまうんだと思うのですが、それがとても残念です。豊岡演劇祭にお越しになった際は、是非注目してみていただきたい役です。

そして今回、私の同期、無隣館3期から青年団に入ったメンバーも2名出演しております!こちら写真の右端がその一人、多田直人さんです。

そして舞台上に居る写真は撮れなかったのですが、もう一人が木村トモアキさん。

無隣館3期生には木村が3人いたのですが、なんとその全員が青年団に入りました。先輩方、ややこしくてすみません……。

多田さんと木村さんは兄弟の役でした!


(豊岡駅に掲示されていたポスター)

さて、そんな『東京ノート・インターナショナルバージョン』と、『第0回豊岡演劇祭』ですが、なんと、この記事を書いている間に全公演が完売・予約受付終了していました。(ありがとうございます!)

しかし、当日券はまだ詳細は分からないながら発券予定とのことです。当日券をお考えの方は是非第0回豊岡演劇祭Twitterをご覧ください!

また、第0回豊岡演劇祭についての詳細は、公式WEBサイトをご覧ください!どうぞよろしくお願いいたします!

■第0回豊岡演劇祭 Toyooka Theater Festival こちらは、「第0回豊岡演劇祭」のWebサイトです。兵庫県豊岡市に誕生する新しい演劇祭にご期待ください。...

演劇祭期間中は私もスタッフとしてKIACにてお待ちしております! どんな演劇祭になるのか、とても楽しみです!どうぞよろしくお願いいたします!

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